コーチングでは、クライアントが普段目を向けない気持ちや考えに目を向け、前向きになれるような関係性をつくっていきます。コミュニケーションを重ねながら、あなた自身が「やってみよう」という挑戦を前向きに捉えられる気持ちが湧いてくることを大切にしています。

そのため、カウンセリングやお悩み相談とは異なり、コーチングでは、コーチから悩みを解決するための「アドバイス」は基本的にいたしません。なぜなら、クライアントの悩み解決の糸口は、クライアントご自身の中にあると信じているからです。

コーチはクライアントに対して、「問いかけて聞く」というコミュニケーションを中心に行いながら、ゴールとして目指す姿を目指して進んでいくための行動を促します。ここで大事なことは「どんな意識やあり方」で行動をするかです。対話を通じて、「自分のやりたい気持ち」が生まれる根源的なものは何かを見つけ出してから、行動を決めていきます。

このような関わりを通じて、あなた自身の本当の意思や、目標達成に向けた具体的な課題・手法を導き出し、それを自らの力で乗り越えることで、今までの自分では実現することのできなかった「ありたいと想う自分」を実現していきます。さらにコーチとの対話を通じて、次第に自分を「コーチング」できるようになり、ご自身で悩みに対するアプローチを考え実行することができるようになっていきます。